2023年10月14日に行われる、「バリエーション体験イベント in 大同心稜」の下見に行ってきました。ガスに覆われる時間が多い日でしたが、雨に降られることもなく無事に下見完了です。
参加される方は、今回のルートの事前確認に活用ください。
当日のドキドキ感を味わいたい!カンニングをしたくない!という方はそのままこのページを閉じてください。
起点は「赤岳鉱泉」
大同心稜へ行く場合の起点は赤岳鉱泉になりますので、まずは一般道を通って小屋まで向かいます。ここからは登山道を2~3分ほど硫黄岳方面に向かって登山道を歩きます。そうすると大同心沢があり、そこから一般登山道を逸れてまずは大同心稜を上がっていきます。
大同心稜
大同心稜はいたって普通の尾根です。多くの人が歩くので登山道っぽくなっています。でも少し歩くと、なかなか堪える急登が始まります。
ここはとりあえず、耐えて耐えて耐えて、頑張って登りましょう。(正直ここが一番しんどいポイントです。)1時間~1時間半ほど頑張れば、絶景が待ってますので!!
次第に上の方が明るくなってきて、そこを乗り越えれば迫力満点な「大同心」がお出迎えしてくれます。
大同心現る!!
1時間~1時間半ほど歩くと大同心が視界に入ってきます。もっとはっきり見えて、青い空も見えればテンション上がるんだけどなぁ…
先ほどよりは少し見えてきた!
↓ この周辺の景色をお楽しみください ↓
大同心基部
ちょっとした岩場の前にちょっとしたスペースがありますので、そこでヘルメット、ハーネスを装着してこれから始める、険しい道に備えます。
そして、大同心の基部はこんな感じ…
ここは、バランスを求められるトラバースなのでFIXロープを張って安全第一に通過してもらう予定です。
いざ、大同心ルンゼへ!
さて、ここからが今回のクライマックスです!クライマーが憧れる大同心を横目に、大同心ルンゼを上がっていきますよ!ちょっとしたクライミング気分も味わえてスリリングな体験ができること間違いなし!
今回の核心ポイントはここ!(下画像)
このルンゼを登っていきますよ!もちろんここではロープで確保しながら登っていくのでご安心を!見た目よりは簡単ですがちょっとしたクライミング気分が味わえます!
この核心ポイントを抜けても少し、岩場が続きますが簡単なので景色を楽しみながらゆっくり歩きましょう!
ここまで上がってくれば稜線まではあと少し!
この最後の岩場を上がれば稜線です!
ここからは気持ちのいい稜線をテクテク歩いて硫黄岳経由で、赤岳鉱泉に戻ります。
下見のルート取りの関係でこれ以降の写真はありませんが、あとは一般道なのでその他の情報を探していただければと思います。
硫黄岳に続く登山道は広々として、とても気持ちのいい道です。
それではご参加の皆さんはお楽しみに!