2023.8.11_12 蝶ヶ岳 テン泊デビュー

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クライミングを始めたい!というところから始まったMKさんとの山講習。

クライミングをやっていくうちにマルチ、アルパインも興味を持ち始めたところから、山にも興味を持っていただき2023年のお盆にテント泊の山をデビューしました。

三股から登る、恒例のつり橋

Day1 三股~まめうち平

今回は、三股から蝶ヶ岳ヒュッテまで目指します。このルートは林道から始まり、序盤は傾斜の緩い登山道が続きます。

ウォーミングアップも兼ねてゆっくり歩き始めました。

まめうち平到着

徐々に傾斜がきつくなり、急登を越えると最初の休憩ポイントでもある「まめうち平」に到着です。まだまだ序盤なので、多少の疲れは見えるものの元気いっぱい。

ここで休憩をして、水分補修、エネルギー補給をして足を進めます。

まめうち平~蝶が岳ヒュッテ

まめうち平を越えると、少し下りしばらくは平坦な登山道が続きます。

ここからは苔の作り出す素敵な世界が広がっていきます。

さて、問題はここから。。

数年前に登山道整備が行われ、とても歩きやすくなったこの登山道ですが、階段も増えた為、階段が苦手なMKにさんとっては徐々に体力を奪っていきます。

常念岳が顔を出してくれた

時折見える景色に癒されながらも、ひたすら、急登、階段が続くんです!

また、階段だぁ…

そんな心の声?というかそんな本音が言葉として漏れていました。

しかし、そんなしんどい登山道も、1歩1歩、歩んでいくと目的地に到着しちゃうんです。
歩ているときはしんどいけど、絶景を目の前にすると、今まで苦労して登ってきた疲れも一気に吹き飛びました。

稜線に出ると、槍穂高連峰が「いらっしゃい!」と言わんばかりにお出迎え!

蝶ヶ岳周辺からの景色は格別!

穂高を眺める特等席ですね。11時前には到着してテントを張って、コーヒーを淹れて飲んで、お昼寝して、、そんなのんびりなテント場での時間の使い方もいいものですよね!

蝶ヶ岳のテント場は見る見るうちにテントが並んでいく

この日はお盆の初日&山の日ということもあって、続々とテントを担いだ登山者が上がってきました。この後、夕方にはほんのわずかな隙間にもテントが立ち並び、満員御礼状態になりました。

徐々に雲に覆われてきた

この後、稜線周辺はガスに包まれる時間が優勢となり景色も見れなくなったので、早めの夕飯を食べて、19時半過ぎには就寝。。。

Day2 蝶槍までお散歩

日の出前に起きて、朝食も後回しで稜線を蝶槍までお散歩に出ます。

稜線で迎える日の出

稜線から見る日の出って何度経験しても感動ものです。MKさんは山での泊りも初めてだったので当然、稜線で見る日の出も初めて。とても感動されていました。

朝焼けに染まる槍ヶ岳

朝焼けに染まるモルゲンロートなども堪能しながら、テクテク稜線を歩き、蝶槍まであと少し!!

蝶槍にて…

この日は天気も良く、遠くの山までしっかり臨むことができました。

私のスピリット!前穂高岳・東壁

個人的に一番好きな山は…前穂高岳なんです!

この東壁は登攀意欲をそそられる雰囲気を醸し出している…
ちなみに、翌日の8/13、14はこの東壁に登る予定です。笑

この後、テントに戻り、朝食食べてコーヒー飲んで…下山しました。

稜線では、心地よい涼しさでしたが、下界は唸るような暑さでしんどかった 汗。。。