2024年3月「冬季 槍ヶ岳」の挑戦者求む!

講習一覧

イベント名:冬季 槍ヶ岳に挑戦!!

<2023-2024冬シーズン 最大の挑戦イベント!>

日程:2024年3月4~6日(2泊3日)

避難小屋泊ができない事態を回避すべく平日開催になります。

集合場所:松本駅(長野県松本市)

※レンタカーの乗り合いで新穂高温泉まで向かいます。(レンタカー代別途必要)

集合時間:AM 8:45(始発の新幹線で間に合います)

開催場所:北アルプス 槍ヶ岳

レベル:レベルⅣ 以上

解散予定時間:PM 1:30(松本駅)

宿泊場所:槍平小屋(冬期避難小屋)

参加費:一般 68,000円(オンラインサロン会員 58,000円)

最大催行人数:5名

最小催行人数:2名

申込期限:定員になり次第

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募集内容

「山に行こうよ」史上、最高の挑戦的なイベントが2024年3月に開催が決定!

その場所とは、誰もが憧れる「槍ヶ岳」。そんな槍ヶ岳に冬期(厳冬期といっても過言ではない時期)に挑戦しようという内容です。

無雪期の槍ヶ岳といえば、穂先以外は歩くだけでそれほど難易度が高くない山という認識がの人も多いと思いますが、冬はその状況が一転します。

積雪期に槍ヶ岳に登ろうとした場合、一般的なのは新穂高温泉からの入山となります。入山後はまず、雪に閉ざされた長い林道を時にはラッセルも交えながら槍平小屋まで。2日目は「雪崩の巣」で悪名高い飛騨沢を回避すべく中崎尾根に上がり西鎌尾根を目指します。この中崎尾根からも雪崩は頻繁に起こり得ますので中崎尾根に上がるまでは気が抜けません、慎重に雪の状況を判断して、ルートを選び中崎尾根へ。

その後、西鎌尾根に合流すると稜線特有の暴風と風に叩かれクラストした固い雪面が待ち受けています。そして最後のフィナーレは槍ヶ岳の穂先。雪と岩稜帯のミックスを時にはアイゼンの前爪を岩の隙間に差し込みながら登っていきます。

ここまでの道のりは決して楽なものではなく、登頂した時の感動たるや今まで経験したことない特別なものとなること間違いありません。

6年ほど前に登った3月の槍ヶ岳・山頂にて

そして、帰りこそ雪崩の対処に神経を使います。この時期は日中、日射で溶けた表層の雪が重たくなり最も雪崩のリスクが高まります。

雪崩が直撃しない場所を選びながら慎重に下山していかなければなりません。また、常に滑落のリスクが付きまとうので長時間神経を研ぎ澄ませて行動する精神力も重要になってきます。冬季の槍ヶ岳は、体力、技術、精神力すべてが伴わないと無事に戻ってこれない、とても難易度の高いルートです。

ですので、この挑戦には一見さんのお申し込みはお断りさせていただきます。挑戦をご希望する場合は、最低でも1度、横沢の引率するツアーや講習会に参加していただき、「Goサイン」が出た方のみ挑戦権が得られる形となりますので、ご興味ある方は、このチャレンジの認定対象となるイベントにご参加ください。

冬季 槍ヶ岳 行程

Day 1

3月4日(月)

新穂高温泉~槍平小屋(冬期小屋泊)

8:45 松本駅【集合】 ※車で新穂高まで(便宜上レンタカー乗り合わせ)

11:00 新穂高温泉

16:00 槍平小屋 (宿泊)

Day 2

3月5日(火)

4:00 槍平小屋(行動開始)

<中崎尾根経由>

9:00 西鎌尾根周辺 合流

11:00 槍ヶ岳山荘

11:30 槍ヶ岳山頂

13:00 中崎尾根、西鎌尾根分岐

16:30 槍平小屋(宿泊)

Day 3

3月6日(水)

6:00 槍平小屋 (行動開始)

10:00 新穂高温泉

<ひらゆの森 温泉>

13:30 松本駅

参加要件(条件)

事前に最低でも1~2回の冬期登山(認定対象イベント)

に参加し、挑戦できる技術、体力があると判断された者のみ参加が可能とする。

また、冬山に必要な装備(下記装備表参照)を準備できる方

(レンタルが必要な場合はご相談ください。)

装備表

【服装】【アクセサリ関係】
速乾性下着 帽子(キャップ)
靴下(替え靴下)帽子(防寒、ニット帽)
タイツ手袋・替え手袋
トレッキングパンツネックウォーマー
保温インナー(速乾性)バラクラバ
ハードシェル(上・下)サングラス
ソフトシェルゴーグル
フリースゲイター
ダウンジャケット替え下着
【装備・携行品】【飲料・食事】
ザック水筒・テルモス
冬期登山靴行動食(非常食)
ヘッドランプ 日常食
携帯電話プラティパス
ストックガス
ロール紙 ・ティッシュコンロ
ウェットティッシュコッフェル
タオル・手ぬぐいコップ
カイロ箸・スプーン・フォーク
ツェルトビニール袋
乾電池
モバイルバッテリー【幕営道具】
ナイフテント一式
ホイッスルテントマット
虫除けランタン
日焼け止め・リップシュラフ(寝袋)
熊よけ鈴 ペグ/竹ペグ
救急セット(雪)スノーソー
保険証(雪)シャベル
地図
コンパス
【登攀・雪崩対策】【その他】
ヘルメット歯磨きセット
スリング温泉セット
下降器(ATC・エイト環)サンダル
登高器(アッセンダー等)
ビーコン
プローブ
ワカン

参加認定項目

① 体力度

② 雪上技術

雪上技術 詳細

  • 斜登高(斜下降)
  • トラバース
  • 直登(キックステップ、ダガーポジションでの登高)
  • 岩稜、雪、ミックス登攀(初級)
  • アイゼン、ピッケルワーク
  • ロープワーク初級(アッセンダー等の使用)
  • 滑落停止

「体力」・「技術」認定対象イベント

体力認定

9/18 阿弥陀南陵(無雪)

10/14 大同心稜(無雪)

未定 権現岳(冬)

技術認定

1/20~21 アイスキャンディ、硫黄ツアー

2/4 雪上訓練(アドバンス)

条件次第では11/3、4の北岳(アイゼン歩行あれば)

体力・技術 認定

2/10~11 甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根ツアー

未定 厳冬赤岳

未定 阿弥陀北稜

エントリー方法

1、エントリー(興味のある方は誰でもエントリー可能です)

2、facebookメッセンジャーグループで交流・情報交換

3、認定対象イベントへの参加(1~2回程度)

4、参加可否判断

5、認定を受けた者のみ正式申込み

今後についての告知

今後、冬季に限らずこのような挑戦的なイベントを年に1~2回程度開催する予定ですので今後の告知にご期待ください。

次回、挑戦にベントはすでに企画が決定しており、

夏~秋にかけて「穂高~槍ヶ岳 大キレット縦走」を計画します。

また、次弾、次々弾で

  • 奥穂高岳~西穂高岳 縦走
  • 槍ヶ岳 北鎌尾根
  • 剱岳 源次郎尾根

なども密かに計画しています。これらは今回の「冬季槍ヶ岳」、「大キレット縦走」への参加も認定条件に含まれますのでご興味ある方は是非、ご参加ください。