イベント概要
イベント名:セルフレスキュー講座「誰もが知っておきたい!登山中の病気・けがの対処方法【初級編】in黒斑山」
日程:2024年4月7日(オンライン講習 20:30~)
2024年4月14日(実地講習)
集合場所:高峰高原ホテル 前
集合時間:2024年 4月 14日 8:30 集合
開催場所:黒斑山
レベル:登山・初心者~
解散予定時間:4/14(日) 16時半解散
参加費:14,800円(ファストエイドキッド代込)
「山にいこうよ」サロン会員 特別割引あり(詳細はこちら)
最大催行人数:20名
最小催行人数:5名
申込期限:2024年 3月 31日(定員になり次第終了する場合があります)
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募集内容
登山活動中における傷病の対処について、基礎的な部分はオンラインで講習を行い、その内容を基に翌日は実地講習という形で、オンラインで学んだことについて翌日に実践を交えながら実際の登山道でその応急処置をおこなっていただきます。
4~5名を1グループとして、グループで協力して傷病について対処していただきます。実際には登山活動中に傷病役(講師)に次から次へとアクシデントが発生。その対処(応急処置)をグループ毎で行います。
本講習での傷病のケース
- 高山病
- 低体温症
- 熱中症
- 創傷
- 捻挫
- 骨折
などの対処を行います。
要救助者に対して、聞き取りの方法や、観察、症状から考えられる処置の選択等、マニュアル通りに行うのではなく、ワークショップ形式で対処をしていただきます。
その対処については都度、講師が正しい対処の実技・解説を行います。
想定のケースだったとしても、実際に面の前でそのような事態が発生すれば「軽いパニック」や何をしたらいいのか「頭が真っ白」になることはあり得ます。そんな体験を本講習を通じて経験し、実際の有事の際にお役立ていただければと思います。
本講習とその他のセルフレスキュー講習との違いは?
現在、広く一般的に行われている「セルフレスキュー講習」は、ツェルトを使った緊急なビバーグの方法や、負傷者をロープで引き上げたり、引き下げたりといったロープワークを交えた講習が、そのほとんどを占めます。
今回開催する講習会は「セルフレスキュー」という内容とは少し毛色が違った、山で起こり得る「けがや急病」についての対処や普段どんなファストエイドキッドを持ち歩けばいいのかそういった基礎的な部分を掘り下げて講習します。(今回はロープワークは行いません)
そのため、ロープワークを使った救助の技術を習得されたい方は内容が異なりますので予めご了承ください。(都岳連、県連、ガイド協会、民間などなど…様々なところで比較的安価でやっていますのでそちらも併せてご確認下さい)
また、多くの講習会でやっている、処置の仕方を(下界で)講師が受講生に教えるスタンスではなく、今回の講習の舞台は実際の山で行います。
ワークショップ形式の講習
今回の講習では本番さながら山歩きをしている最中に要救助者役(講師)が次から次へと突然アクシデントに見舞われる…
そういった状況下で「グループが力を合わせて実際の対処に挑む…」といったワークショップ形式の講習です。
アクシデントの一例
ケース①
「休憩後、気分がわるくなり立てなくなってしまい、行動ができない。」
この状況に対して、熱中症なのか、高山病なのか、または違う病気なのか…その判断はとても難しいです。
それを意識がある要救助者に対してどのような原因か探っていくヒアリング方法、そして原因となる(仮定した)病気に対してどのような処置をしていくのか…
ケース②
「突然の転倒…足を岩にぶつけてドクドク血が流れている。」
こんな状況に対して、まず何をするべきか、その後どのように止血をして状況を落ち着かせるか…
ケース③
「下山中に足首を挫いてしまって、まともに歩けなくなってしまった…」
この時、どう対処するのか、骨折はしていないか?テーピングの巻き方は?
ケース④
「登山中、脚が攣ってしまいどうにもならない…歩けない」
こういった、仲間に対してどう対処するの?何か飲ませる?持ち歩いた方がいい薬は??
などなど、このほか沢山のアクシデントを用意していますので是非、お楽しみに!
対処方法については、前日にオンラインを通じて行います。
まずは、その知識だけで対処に挑んでください。その後、よりベターな方法を講師からご案内させていただきます。
その他、講習参加の特典
今回、参加された方全員に、「山のプロが普段持ち歩いている、ファストエイドキット」をプレゼントします。本講習ではこちらを使って処置をしてください。
この講習で学べる事
- 山での疾病(高山病・低体温症・熱中症)の対処
- 山でのケガ(止血法、RICE処置、テーピングでの固定、副士固定 など)の対処
- 虫刺されなどの対処
- 搬送技術(背負い搬送、雨具を使った搬送、ストックを使った搬送 など)
- 救助を呼ぶタイミングと救助要請の方法(どこに救助を要請し、要請時にどのようなことを伝えられなければならないのか など)
- ストックでの松葉杖の作り方
- ビバーグ方法(ツェルトの使い方(救助までの一時待機))
- 実際に現場(山)にあるものを使って処置
行程
4/7(日)
20:30 オンライン講習会(Zoom)
<約1.5時間>
4/14(日)
8:30 高峰高原ホテル 前 集合
8:40~ 行動開始
<随所にて実地講習>
16:30 高峰高原ホテル 前 解散
参加条件
・初心者・未経験者 大歓迎
・誰でも参加可