イベント概要
日程：2023年9月18日（月 祝）
募集締切：2023年9月10日（定員に達し次第、早期に締め切る場合があります。）
最大催行人数：6名（講師2名が引率します。）
場所：八ヶ岳
レベル：中級～（バリエーションルート未経験者歓迎）
集合場所：船山十字路（茅野駅からタクシー乗り合わせ可）
集合時間：7時00分
解散時間：16時頃
参加費：14,500円
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バリエーションルートとは？
バリエーションルート（英語：variation route）とは、登山において一般ルートとは異なり、より登攀が困難なルートのことをいう。 登山道は道が木道や階段が設置されていたりと、登山道周辺の植生保護の目的と、登山者が迷わないよう標識が設置されていたり、と整備されている登山道のことを一般登山道という。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/word.php?wid=759
つまり、登山道ではない道を進むということ。
有名なルートで言えば、「槍ヶ岳 北鎌尾根」、「剱岳 源次郎尾根」などがあり、憧れの的でもあります。
一般登山道に物足りなくなると、多くの人がこのバリエーションルートに憧れる。しかし、整備がされていない道ということで、当然リスクも伴い「知識」、「技術」、「判断力」も相当な技術が求められる。初めから独学でやろうとするのは無謀にすぎない。
今回は、そんなバリエーションルートの入門編でもある「八ヶ岳・阿弥陀 南稜ルート」を体験しつつ、バリエーションルートを行こうとした場合、どんな技術や知識がが必要なのかという部分を学んでいただければと思います。
阿弥陀 南稜ルートってどんなところ？
まず、阿弥陀岳は主峰赤岳の西側に位置し、岩に囲まれた厳しい山です。その南に延びている稜線が南稜です。登り始めは阿弥陀岳の御小屋尾根ルートの登山口でもある、船山十字路から登り始めます。
御小屋尾根には上がらず、林道挟んだ反対側の尾根に入り、立場山を経て阿弥陀南稜に取り付きます。
バリエーションルートというと、クライミングを想像される方が多いかもしれませんが、この阿弥陀南稜ルートには登攀要素はほとんどありません。（今回はP3は登らずルンゼから上がります。）とはいっても、両側がスパッと切れ落ちた痩せた稜線を歩いたり、急峻なルンゼを三点支持をしながら登ったりとアドレナリンが大量放出される個所は満載です。
下りに関しては、メンバーの力量や行程時間を見て、中央稜の下降、もしくは御小屋尾根ルートの下降で下山します。
阿弥陀 南稜の行程
7:00 【集合】船山十字路
9:30 立場山
＜阿弥陀 南稜ルート＞
12:30 阿弥陀岳 山頂
＜中央稜 下降 もしくは 御小屋尾根ルート 下山＞
16:00 船山十字路
参加条件
- コースタイムを×1.0以上のペースで歩ける方
- 岩稜歩きが問題ない方
- 三点支持が確実にできる方
- 1日 8時間以上の行動が可能な体力をお持ちの方
持ち物
- バックパック
- ヘルメット
- 登山靴（アプローチシューズ可）
- 服装（登山時と同様）
- ハーネス（※レンタル紹介可）
- レインウェア（上下）
- 手袋（防寒用）
- 防寒着（フリースや薄手のダウンなど）
- 飲料
- 行動食
- 温泉セット（任意）
- その他必要なもの
装備等に関して不明な点があればお気軽に「お問合せ」よりご相談ください。
